U216

見える未来そのすべてをまやかしだと拒絶してあげるよ!

いかがお過ごしです会 2部

7/16全電通ホールで行われた、黒ステ陽泉キャストのトークショーに行ってきました~

1部の覚え書きはこちらです↓

sophora46.hatenablog.com

 

以下、2部の覚え書きです。
頼りにならない記憶に頼って打ち込んでるので、発言内容はニュアンスです…抜けもたっぷり。思い出したら追記します。

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いかがお過ごしです会 1部

7/16に通称じゃろ会こと、黒ステ陽泉高校キャストによるトークイベント「いかがお過ごしです会」に行ってきました。

 

以下、自分用の覚え書き。
頼りにならない記憶に頼ってるので発言はニュアンス、抜けいっぱいあります~~ 

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観劇履歴2017

良知ソロライブ「HISTORY ROAD~colors~」

1/15(日)マチソワ
マウントレーニアホール

彼の道程を総まとめにしたソロライブ。踊りも歌もMCもたっぷりの贅沢感に、何より演者もスタッフも観客も、その場にいる誰もが楽しんでいるあったかい空気!とてもいい現場でした。心配になるくらい明け透けに己を語ることを止めない姿は、そう堂々と在るために何事も惜しまないからなんだ、と改めて。Jや四季の時代があってのらっちで、それでも現在の彼がいつよりいちばんかっこいいです。これからの歴史も楽しみに見守りたい。

 

「新春浅草歌舞伎」

1/16(月)マチソワ
浅草公会堂

若手が大役に挑戦する春の浅草に毎年贔屓がいるというのはしあわせなことだなぁとしみじみ。みっくんの吃又。個性を持つ役者になりつつある彼の、それでもお父さんの又平をどこか思わせる芝居。歌舞伎において芸を繋いでいくことは大切な思想ですから、ああこの板の上に在る彼はお父さんと共に在るんだなぁ、と。とてもよかったです。


方南ぐみ「伊賀の花嫁」

1/17(火)マチネ
博品館劇場

永岡がアービングに移籍してからわたしの念願だったはーちゃんとの共演がまさかのカップル役!かわいかった~。こちらの団体は初見でしたが、2.5次元が今ほど流行する直前の”イケメン芝居”なんて言われていた当時のあれやこれやに通じる懐かしさがありました。「す、すごくケイダッシュ制作っぽい…あつしさん出てそう…アッ出てる…!!」って感じw


「ロミオ&ジュリエット」

2/6(月)マチネ
赤坂ACTシアター

イケコロミジュリは再演するたびによくないところが増えていくー…古典の世界を近未来に置き換える手法そのものは好きなんだけどー…。作品の肝と言えるバルコニーの美観の欠如にはがっくりきたし、恋情の高まりに薔薇が花開いてく映像を添えるとか近未来っていうかむしろ何十年遡ってるの…冗談だと言ってほしい…。あとはせっかくWキャストにするなら歌の人・芝居の人みたいな選択肢を意識して欲しいなぁと。


「ALTAR BOYZ」Team LEGACY

2/6(月)ソワレ・2/7(火)マチネ
新宿FACE

初演メンバーの公演はこれがラスト。恒久に遺るもの、と名付けられたチームの深みを感じられる充実した内容だったと思います。観客を楽しませる術を存分に尽くした最高のお祭り!個人的に近年こばりょルークに馴染み過ぎててマシンガンの如くアドリブぶち込んでくるしんごちゃんに驚きました(笑)アイビリーブ、とアブラハムは澄んだ声で歌う。願いはいつも、何より強いと信じて。

 

TRASHMASTERS「たわけ者の血潮」

2/7(火)ソワレ
座・高円寺

大麻で捕まった有名女優の遺された家族の物語。思考する材料を片っ端から投げつけてくる心意気は買いたいんですが、中津留さんの興味がある事柄を全て入れ込んでいるので、やや散漫気味。言葉を発するということについて語り尽くした末のラストスパートが叫びぶような台詞の応酬になってしまうのは残念に思いましたが、そこも含めて人間の滑稽さなのかな。これからも意欲的なチャレンジを期待します。

 

「さらば俺たち賞金稼ぎ団」

2/18(土)マチネ
シアター1010

東映の戦隊役者による派生シリーズ、今作はホストクラブでドタバタ劇。舞台化以降脚本演出はいまいちですが、頭カラッポで観られる作りは気楽。アフターは歴代戦隊役者がずらりと揃うトークショー!鉄板の変身ポーズに戦隊あるある話、何より卒業後たやすく見られないあのコンビが並ぶ姿…という胸アツ感が味わえる公的同窓会。なんだかんだ言いつつしっかり楽しみました~


空想組曲「どうか闇を、きみに」

2/18(土)ソワレ・2/19(日)マチネ
東京芸術劇場シアターイース

闇に浮かび上がる椅子に縛り付けられた少年と、教育者を名乗る男。闇をつんざく悲鳴、電気の走る音、暴力の連鎖。ふわふわと少女めいた無邪気さで介在する女。演者は3人だけ、暗がりのシンプルなセット、対面式の客席…必然的に集中力を求められる環境作りで、檻の中のいきものの生態をじっと見守るような感覚に。ただ、それは一歩間違えれば自分の内側にも在るかもしれない狂気で、人間で。最も恐れるものについて突き詰めると結局、掛け替えのない大切なものは何か、ということに行き着くのかもしれないなぁ。


「endless SHOCK」

2/20(月)ソワレ
帝国劇場

個人的に13年を見納めとしていたんですが久々に。変化も不変もすべてに芯が通っているので、帝劇で最も多く観た作品の安心感にしみじみ。光一さんの懐の広さは別格だなぁと。最年少ポジが出来た時もですが、今年は文一さんが入ったことでライバルチームの人間関係に深みが増し、屋良さんの役の造形も豊かに。来年の優馬くんの抜擢もご本人にとっても作品にとっても新たな挑戦になりそうですね。


さよならソルシエ

3/20(月)マチソワ
シアター1010

音響が抜群に良くなって満足度が桁違い。主演二人の距離感が縮んだことも役に落とし込まれていて兄弟感がマシマシ。特筆すべきは人間味を増したいずみんジェローム。飛び抜けて重厚な歌を響かせ、彼の求める”透明”という芸術を熱く伝えてくれることで、彼が信じ向き合い続けたアカデミックで繊細な絵画の世界が、印象派と比され貶められるようなものではないことを観客に提示していたと思います。人の体温が感じられることで、キャラクターの心が浮かび上がる。これは2.5化における素晴らしい実例だと思う。


刀剣乱舞~三百年の子守唄」

4/4(火)ソワレ
梅田芸術劇場

今までライビュでは観ていましたが、現場が何より映える作り。1部の芝居パートは徳川家康の人生に寄り添う物語。長いスパンの時系列なのでやや散漫でしたが、わっしーの温かい雰囲気がよい空気を生んでました。歌えるキャストも多く聴きごたえあり。そして2部の圧倒的お祭り感!上階にも気を配るホスピタリティとキャリアのあるキャストの堂に入ったサービス精神の相乗効果ありあり。色気ダダ漏れの蜻蛉ソロとJみ溢れる青江と大俱利伽羅のデュエットが好きでした~


「花・虞美人」

4/15(土)ソワレ、16(日)ソワレ
愛知県芸術劇場

ジャンルごちゃ混ぜのキャスト布陣。歌も芝居も出来にかなりバラつきがあるのは気になりましたが、全体としてはきれいな構成で三国志に疎いわたしでも物語は分かりやすく、楽しめました。虞の衣装がとても綺麗。銀英伝以降密かに好きな賢也さんはまったく踊らず、でもソロ曲が渋くて切なくてたいへんに格好よかったので大満足。美声。宦官の桑野くんがおいしい役どころをきっちりこなしていて好印象。

 

「I Love a Piano」 

5/30(火)ソワレ
青山クロスシアター

宗教差別、禁酒法大恐慌、戦争…米国が駆け抜けた栄枯盛衰と男女の恋。ユダヤ系移民でありながらアメリカ第二の国家「ゴッド・ブレス・アメリカ」を書いた作曲家、アーヴィングバーリンの名曲が物語を彩る。主役とヒロインを時が流れ歳を経るごとに役者を替えながら演じるのが映画のよう。ラストシーン、老いた二人の再会に思い出の「ホワイトクリスマス」を弾く在りし日の恋人たちが重なる。この舞台のため猛練習した屋良さんのピアノは努力が見えつつもたどたどしく、それでもその幼気な音色がより一層切なくいじらしい愛おしさを生んでいました。


平成中村座

6/6(火)マチネ
名古屋城二の丸広場

平成のお城の敷地内にひと月だけ芝居小屋が出現するの最高にエモい。夢しかない。
「曽我兄弟壽対面」俳優勢揃いの華やかさ。萬屋の曽我兄弟はそれぞれの色が出ていて好感触。新悟ちゃんの声の良さも際立ってました。「封印切」梅川のあざとかわいさが嫌味にならないのが七之助の深み。折り曲げ式の廻り舞台の創意工夫。「お祭り」勘九郎鳶頭の男の色気。終盤奥の壁が取り払われて、木々の緑と青空と聳え立つお城がそのまま背景に!この絵は観る価値ありあり。


歌舞伎鑑賞教室「毛抜」

6/11(日)マチネ
国立劇場

1部は歌舞伎の基礎知識と2部の演目のあらすじや小道具を紹介。舞台機構が素舞台で動くのは迫力満点、毛振りの実演も分かりやすくて良かったです。担当がイケメン隼人くんというのもミソ。そしていよいよ2部でお芝居を。毛抜は分かりやすく笑いどころも締まるところもあって大好きな演目。校外学習としてここで初めて歌舞伎に触れる学生もいらっしゃるみたいですが、ちょうどいいフォーマットだなぁと思いました。


ホチキス「あちゃらか」

6/11(日)ソワレ
吉祥寺シアター

ポップでキッチュでカラフルで、笑ってじんわりしてほっこりするホチキス節は今作も鮮やか。ちんまりした体にしっかり響く歌声の、よく出来たおもちゃみたいなはーちゃんの質感はそこにいつも抜群に溶け合っていて…ていうか米山さんはーちゃんのことかわいいと思いすぎじゃない?(笑)町田つたじゅーさんの色男ぶりは惚れざるをえないし、児玉さんの乙女ぶりもいじらしく、地上5㎝くらいは飛んでいそうな埼くんの突き抜け感も愉快でした。


DisGooNie「From Three Sons of Mama Fratelli~GOODBYE JOURNEY」

6/12(月)ソワレ
ブルーシアター

3部作同時上演の内のひとつ。ジャンヌダルクをモチーフにした、西田さんらしい群像劇。女優陣がいずれもすばらしく、特に主演のあやねさんの儚げな佇まいに垣間見える芯の強さが、ある種の崇拝でもって信じたくなるジャンヌのカリスマ性そのもの。斉藤は紳士且つちょっとしたロマンスもある役柄。西田さんとこではいつも意外性のない配役なので、もっとチャレンジングなお役も観てみたいな~。

 

NARUTO 暁の調べ」

6/17(土)マチネ
メルパルクホール

初演再演と映像のみ見ていたので現場は初。歌が大幅に増えてほぼミュージカルに。今作も大胆にばっさばっさと切って繋いで2作品目で原作の40巻分を終えたと…ちょっと生き急ぎすぎでは…?らっちの大きくて黒目がキュッと締まった瞳の雄弁さはイタチのそれに寄り添っていた気がします。弟の目から見た兄の姿…厳しさと優しさの二面性、笑顔がじわりと崩れて涙に変わる繊細な表情の変化。重要なお役をぶ厚く表現していて頼もしかったです。


黒子のバスケ Over Drive

7/1(土)ソワレ
アイアシアター

前作から物凄いブラッシュアップ。めっちゃおもしろい!!板の上を縦横無尽に駆け抜ける疾走感。出ハケがとても多くて役者はしんどいだろうけど、スポーツの試合を観戦する時の目まぐるしさと緊張感と高揚がギュッと詰まっている。マンパワーが紡ぐ汗と涙のきらめきの臨場感は、アニメにもドラマにもない生の舞台演劇だけが持っている尊い輝き。巷の映像演出を全て悪とは言わないけど、演出家の腕と役者のからだと観客の想像力が、もっともっとうつくしいものを板の上に実現させる可能性を孕んでいることだけは、絶対に忘れたくないものです。

 

WBB「ミクロワールド・ファンタジア」

8/1(火)マチネ
紀伊國屋サザンシアター

佐野兄弟のWBB。大樹っちゃん節が炸裂した虫の世界を舞台にしたコメディ。ミュージカル"風"だからか歌は不得手なキャスト布陣で、ともかく悪役の岡さんが全て掻っ攫ってく!つよい!サザンシアターは帝劇だった!?レミゼっぽいアレンジとかもあってにまにま。コンセプチュアルな縛りのある舞台振付は屋良さんにも新たな挑戦。東京楽挨拶も聞けましたがとても晴れやかで、来年のプロデュース舞台の足掛かりになった貴重な経験だったのかなと。


ピースピット「グランギニョル

8/1(火)ソワレ
サンシャイン劇場

TRUMPシリーズ最新作。シンプルな謎解きで1作でしっかり観られる構成のそこかしこに絶望の連鎖が匂い立つ。白磁の肌を彩る赤いシャドウ、豪華な金髪巻毛、コルセットに包まれた腰とふわりと広がるコートが作るS字ライン、漆黒の衣装に映える純白レースの手袋。腕を組み立つ姿、歩く仕草ひとつも優雅な振る舞い。どこから見ても貴族でしかないゲルハルト。その内面があまりにもぐずぐずに脆弱で、だんだんと出来過ぎたビジュアルにすら哀れみを覚える。奔放でありながら芯の通ったダリとの対比は鮮やかで、っていうか全体的にキャラ造形の巧みさが際立ってる。ハンターコンビも萌えどころ押さえてるな~って感じだしスーとフリーダの関係性も好き。すえみつさんやっぱりオリジナル向きですよね…


「八月納涼歌舞伎 桜の森の満開の下

8/17(木)三部
歌舞伎座 

坂口安吾の同名小説と「夜長姫と耳男」の要素を混ぜ、怒涛の言葉遊びをたっぷり組み込んだ遊民社の代表作を歌舞伎にすることは十代目勘三郎と野田氏の夢だったそうで。ご子息たちが満を持して歌舞伎座へ持ち込んだことの意義は大きい、とは思うけど、如何せん歌舞伎座で野田芝居を観た以上の感触はなく…再演を重ねてブラッシュアップされることを願います。お染の色悪はニンに合っている。芝のぶさんはもはや女優。巳之助ハンニャがやたらにかわいらしかった。


「王室教室ハイネ」

9/18(月)マチネ
森ノ宮ピロティホール

舞台化を念頭に置いて声優を配してそのまま続投させ、2次元と2.5次元を地続きのものにするという新たな試み。国の後継者としてそれぞれに問題を抱える王子たちが突如現れた教師の影響で変わっていく。1クールを2時間ちょっとにしているので絆が深まる描写などはやや物足りないかも。ほぼアンサンブルだけの歌唱曲があったり、シアター系のダンスを多めにしてグランドミューっぽいロイヤル感を演出していたのが題材によくマッチしてて素敵。祥司くん大活躍!


「THE CIRCUS! epi.1」

10/14(土)マチネ
大手町ホール

表向きは移動サーカス団、裏の顔は国家の秘密エージェント。アメコミ感漂う世界観とバキバキダンスのポップなエンタメ。正直初演の出来はミュージカルとしてあまりに拙かったので、主に音楽面の改善は評価したい。ダンスバトルも見応えあり…ただ、これでよし!とは…。続編も決まって屋良さんが代表作と言い切っているからには期待したいし、カンパニーの雰囲気の良さも素敵なので、やっぱりちゃんとした演出家呼ぼうよーー


「ハンサム落語 第九幕」

10/14(土)ソワレ
シアターサンモール

長いシリーズですが初観劇。宮下寺山・伊崎和合。宮下寺山は「今日は新聞に公告が掲載されたからか年配のお客さんも多くみえて…通常の落語とはだいぶ違いますけど」なんて枕で始めておいてめちゃくちゃ下ネタに走るwフレッシュ組はキャンキャン噛みつく小型犬的な伊崎くんを容赦なくやりこめておいしいところを持っていく和合さんという…文字にしちゃうとだいぶ大人げないな!?…いいコンビでした。

 

スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース」

10/15(日)、16(月)マチネ
新橋演舞場

初日開けてすぐ座頭が休演、それでも公演が続き無事に幕が降りたのは、若手を大役に挑戦させて育てようという平素からの四代目の姿勢あってのこと。不在は寂しくもどんな時でも一流だと感服しました。瑞々しいルフィと艶っぽいハンコックを見事に務めたけんけん。本水の殺陣に加え宙乗りも毎日こなした隼人くん。爽やかにナミを演じた新悟ちゃん。抜群の安定感で3役を演じ分け更に見物を獲得したであろう巳之助。歌舞伎界の未来を担う若手花形たちの2ヶ月の奮闘を、全力で支えて盛り立てた座組の凛々しい姿を目に焼き付けて、来春を心待ちに。


東京キッドブラザース「失なわれた藍の色」

10/16(月)ソワレ
シブゲキ

40年の時を経ての再演。物語がどうこう言うのは野暮で、時代の熱が劇場いっぱいに満ちていることに圧倒されました。たぶん現代のどの劇場にもない、70年代の空気だった。当時の演劇にはきっと今とは異なる力があって、そこに青春を賭した大人たちの誇りを見たし、それが現代の観客の心にも訴えるものがあるのは本当にすごいこと。何より全員歌唱の歌の熱量が!粗削りでも懸命な役者の声は重なるほどに力と熱が籠る。若者の群像劇のための歌をこんなに見事に創る小椋佳氏に脱帽。


人間風車

10/25(水)
新潟りゅーとぴあ

幾度も再演をかけられている後藤ひろひとの代表作。初見。ファンタジーであり、ホラーであり、人間の話。終盤の世界がそれまでと同じ作品とは思えない変化を遂げて畳み掛けてくる、とにかくよく出来た戯曲。キャストによってかなり違う雰囲気になりそうですね。主演の成河くんが素晴らしかったのはもちろん、ミムラさんの空気作りにもハッとさせられました。らっちは敢えてかわいさ推してきたのが意外でおもしろかった。そして新潟観光が楽しすぎました~


「超歌劇幕末Rock 絶叫!熱狂!雷舞」

12/1(金)ソワレ、12/2(土)ソワレ
アイアシアター

最後の公演はキャストが初演からずっと熱望していたライブ。本編でフルで聴くことがなかったかっこいい楽曲が余すところなく聴けるだけでも興奮してペンライトを振り回すのに、おとぎ話を絡めて物語の終わりがけっしてその世界そのものの終わりではないことを伝えてくれて、幕ミュらしいお祭り騒ぎだけじゃないカタルシスをたっぷり味わい、何より吉谷さんとキャストの作品への深い愛情を感じました。3年間真摯に作品と向き合った良知龍馬が発した「お客様に預けます」という言葉の、託された重みを思わずにはいられません。幸せな作品でした。


「ミュージカル刀剣乱舞 真剣乱舞祭2017」

12/13(水)19:00
大阪城ホール

4作品総勢16名の合同ライブ。東京大阪埼玉と大きな会場を即完で満員にしてしまうコンテンツの力に圧倒されつつ。真冬の百物語をテーマに始まり、途中単純にお祭り騒ぎに酔いしれて、最後にはまた幽玄の空気を感じるおもしろい構成。ろうそく型ペンラくっそだせぇな!って思ってたけど百物語!そういうことね!!キャラでは蜂須賀推しなんですが高橋くんほんと天女…内番衣装でも跳ねられるようになってた…あとはもう蜻蛉Spiさんがソロ歌い上げて城ホの女全員抱いてる姿を見られて感無量でした…。

 

 

他にロミジュリ制作発表、黒ステと劇シャイマスミラのライビュ、映画「全員死刑」の舞台挨拶などにも足を運びました。

今年もたくさんの楽しい現場に巡り会えてしあわせな1年でした!

「スリル・ミー」2011~2014

2018年12月のスリル・ミー日本公演が発表されました。
当時劇場に通い詰めた人々にとっては勿論、それ以降にキャストや作品に興味を持った方々にとっても待望の公演!

この発表よりも以前に、最近キャストのファンになった方にスリル・ミー気になるけどどんな感じ?って聞かれまして。
考察好きのオタクは是非とも観るべきです!と偏った妄想をぶちかましたんですけど、そういうのをだらだら喋れるのも手に取れない距離のある今のうちかな?と。

そんなわけでわたしにとっての「スリル・ミー」あるいはそれぞれの「私」と「彼」の所感…という名の妄想をつらつらと垂れ流していこうと思います。妄想供養。です。

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観劇履歴2016

ドッグファイト
東海市芸術劇場
1/7(木)ソワレ
 
ダンス オブ ヴァンパイア
愛知県芸術劇場
1/16(土)マチソワ
 
「新春浅草歌舞伎」
浅草公会堂 
1/18(月)両部
1/25(月)2部
 
「俺旅」DVDリリースイベント 
東建ホール
1/24(日)18:00 
 
ホチキス「価千金のキャバレー」 
座・高円寺
1/25(月)ソワレ
 
「手紙」 
新国立小劇場
1/26(火)マチソワ
 
映画「ライチ☆光クラブ」初日舞台挨拶
池袋HUMAX 
2/13(土)10:30 
 
「SHOW BY ROCK」
ブルーシアター
2/13(土)ソワレ
 
映画「ライチ☆光クラブ」トークショー 
新宿バルト9
2/21(日)9:50
 
幕末ROCK」DVDリリースイベント 
さの煉瓦ホール
2/21(日)18:30
 
TRASHMASTERS「猥り現」 
赤坂REDシアター
2/22(月)ソワレ
 
スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース」 
大阪松竹座
3/14(月)2部
 
金色のコルダ1st」DVDリリースイベント
パルテノン多摩
3/19(土)13:00 
 
さよならソルシエ」 
ブルーシアター
3/20(日)マチソワ
3/21(月)マチソワ
 
「舞台俺たち賞金稼ぎ団」DVDリリースイベント 
有楽町朝日ホール
4/10(日)マチネ
 
ふしぎ遊戯
あうるすぽっと
4/10(日)ソワレ
 
黒子のバスケ」 
サンシャイン劇場
4/17(日)マチネ
 
「ブラックメリーポピンズ」 
世田谷パブリックシアター
5/23(月)ソワレ
 
「THE CIRCUS!」
よみうり大手町ホール
5/24(火)マチネ
 
「七月大歌舞伎」
歌舞伎座
7/4(月)昼の部「流星」幕見
 
戦国無双 四国遠征の章」 
アイアシアター
7/4(月)ソワレ
 
「bare」
サンモール
7/5(火)マチネ
 
戦国BASARA4 皇」
ブルーシアター
7/5(火)ソワレ
 
シネマ歌舞伎阿弖流為染五郎舞台挨拶
ミッドランドスクエアシネマ
7/19(火)10:00
 
「ピーターパン」
国際フォーラム ホールC
7/24(日)マチネ
 
「七月大歌舞伎」
歌舞伎座
7/24(日)夜の部
「荒川の佐吉」「景清」
 
「ROCK MUSICAL BLEACH
アイアシアター
8/2(火)マチソワ
 
幕末Rock 黒船来航」
京都劇場
8/21(日)マチソワ
EXシアター
9/6(火)マチソワ
 
「ライブスペクタクルNARUTO」ライビュ
TOHOシネマズベイシティ
8/28(日)ソワレ
 
「瞑るおおかみ黒き鴨」
銀河劇場
9/5(月)ソワレ
 
金色のコルダ Prelude of 至誠館
シアター1010
10/2(日)マチネ
 
松竹大歌舞伎 秋巡業」
岡崎市民会館
10/6(木)1部 Bプロ
 
「ハイキュー」
梅田芸術劇場
11/27(日)マチネ
 
「ミュージカル刀剣乱舞」ライビュ
TOHOシネマズなんば
11/27(日)ソワレ
 
金色のコルダ 2nd stage」
スぺゼロ
12/11(日)マチソワ
12/13(火)ソワレ
 
「Take me out」
青山クロスシアター
12/12(月)マチソワ
 
「十二月大歌舞伎」
歌舞伎座
12/13(火)1部
あらしのよるに
 
黒執事~NOAH'S ARK CIRCUS~」
TDCホール
11/22(火)マチネ
刈谷アイリス
12/18(日)マチソワ
 
「クロスハート」
ブルーシアター
12/26(月)マチネ
 
MEN ON STYLE 2016」
TDCホール
12/27(火)13:00

コルステ至誠館

2nd先行の当落も出て今更ツイッターに流すのもあれなので、コルステ至誠館の雑感をざかざか箇条書き。
ただの自分用メモです。ちなみにブルズのオタクで1st観劇して蓬生堕ちしたAS未プレイのひとです。

  • 前作1stの対戦校にあたる至誠館の前日譚を描くスピンオフ。前作以上に泣かされたし、多面的にキャラクターを見られるおもしろみがありました。主軸になるのは純粋さは時に他者を傷つける、とか、何かを選ぶとは同時にその他を捨てることでもある、という普遍的なテーマ。高校というハコの中での出来事だからこそ、眩くも胸が痛む。
 
  • あくまで「ヒロインかなでちゃん擁する星奏と東日本大会で戦って敗れた至誠館」という世界線の前日譚なので、懸命に己と仲間に向き合って傷ついて葛藤して、ようやく互いを尊重する想いが芽生えて…その誇れる音楽をもってしても、全国への道が開かれない未来をこちらは知っているから、前作を想起してはどのシーンもぜんぶ泣けるという…鬼畜の所業やでぇ…
 
  • たとえば壮行会の演奏前伸し掛かるプレッシャーの中、下を向いてどうすると部員を叱咤する火積の姿には、1stでの敗北に膝を折った時、今度は八木沢に俯くなと引っ張り上げられる未来が鮮明に思い出されて。それほどまで彼には勝利しかなくて、それでも勝てなかったんだ…ってリアルタイムに舞台を観ながら彼が負う傷をまざまざと実感させられる…構造の妙……
 
  • また今作もゆーしさんの芝居がアツいんだもの!ほづみくん涙腺クラッシャー過ぎる…!
 
  • 大会での勝利よりも仲間との音楽を選んだ八木沢が、この壮行会を経て長嶺たちの思いも知った上で臨んだ1stでは勝つことにこだわって必死に闘って、それでも勝てないんだよなーとか…1st千秋楽のカテコで谷くんがぐずぐずに泣きながら放った「勝ちたかった」って言葉とか、ぜんぶひっくるめて、うぐぐ…ってなるし…
 
  • この作品や彼に限らないけど、最初から勝てない、必ず負けるシナリオを渡されて、毎日それを演じて、それでもあの板の上では勝ちたいって思いながら役者は生きてるって事実が、演劇ってすげーなっておもう。
 
  • キャラクターの多面性の話。前作では穏和ながら信念を持った理想の部長像そのものだった八木沢の揺るがない頑なさが、彼がその手に掬いとれたもの以外にとっては彼のエゴに映ったのではないか、という視点は、この公演を観なければ自分は考えなかっただろうなと。そういう多面性を与えられても、それはあくまで他者の視点から浮かび上がる人物像なので、当人である八木沢=谷くんはブレずにいなきゃいけなくて。その1点だけでももう素晴らしかった。
 
  • 長嶺は親友との繋がりよりも、周囲が自分に夢見た未来を選択出来る、見え過ぎて損するタイプのひとなのかな。彼が八木沢に求めてたのは「辞めるな」って一言だけだと思うんですけど、たとえその一言があったところで信条が違うなら道は別れてたんだろうし、それが分かってるから八木沢も言葉にしなかったのかな、と。
 
  • まぁ言葉にしなきゃダメじゃないのやぎさわぶちょう…!!というのがこのお話の全体的な感想です~~。甘えだよね。でも高校生だもんなぁ。甘えることが悪いとも言えないよね。
 
  • 友人が長嶺は達観し過ぎじゃない?高校生だよね???って言ってたけど、そこは寺の息子だからじゃ!?なんて話をしました。大人とよく喋る環境のひとっぽい思考だなと。
 
  • 前作ひたすらみんなの傷を抉るターンだけ任されてた江波が、奏者としての憧れの存在である八木沢を振り切ってでも自分が望む高みを目指す強さの持ち主であることもすごくキーになっていて。良くも悪くも、というタイプの勝ち気さではあるんだけど、彼の行為を受けての長嶺と伊織の懐の深さを出せるところも含めていいキャラクターで、なんかもう…1st江波のそりくんが可哀想になった…w
 
  • 八木沢と江波と火積(と火原先生)がみんなトランペット奏者であることはすごく意味のある設定なんだなー。と。
 
  • あ、火原先生はいい男が過ぎる。ずるい。大人でかっこよくて自由で賢い。学生の諍いには踏み込まないのにアドバイスはくれるし。そんできらっきらしてる。ずるいよ…。しかもカテコの無茶ぶりもさらっとこなしてた…。あとセティめちゃくちゃ久々に見たけどさっぱり歳取らないな…。
 
  • この世界線にはかなでちゃんがいない分、ルーキー新の存在が言葉通りに救世主で。1stは物語に関わる役割が少なかったけど、今作では大活躍!希望の欠片をあちこちで見つけてきては惜しみなく差し出してくれるような、パワーときらめきがあって、新がいるだけでなんとかなる気がするというか。かわいいだけじゃないかわいこちゃん~~
 
  • 新と照辺がいるから大丈夫だよって公演後にこばりょう*1が言ってたけど、そうなんだろうなーって。こんなに頑張っても敗北する未来が待っててほんとツラいんだけど、それを越えた先にはきっと実るものがあるはずって信じさせてくれるのが、新のでっかさだなー。1stの敗北後の彼の台詞にも通じるね。
 
  • 神南コンビは前作以上に狂言回しポジで、解説したり扉になったりw重い物語の箸休め的存在。もちろん観客が神南モブ子になれる=ライブでの歓声を客席に求めるターンは健在。これは誰が触れても分かりやすい「2.5として立体化するおもしろみ」になってるのでとてもいいな~と思います。声が小さいと千秋様がハケて蓬生が連れ戻してくれるのと、客席降りでふたりのデートプランのどっちにのるかを狙い撃ちするのが増えました~
 
  • 物語の舞台が仙台ということで笹かまに執着する千秋様。かわいい。もはやコルステ界のご意見番的になってるさきちあきは実はかわいいひとなんだな…ってのもある意味新しい視点だったな…。わたしの観た回は千秋に笹かまを口に突っ込まれた蓬生が「待って」と呼び止めてケツポケから取り出した笹かまをお返ししてました~もぐもぐ。かわいい。
 
  • 公演後にかんだいくんも言ってましたが、観る側としても蓬生ちゃんこの前日譚のくだりに何の関わりもなさそうだけどどう絡むの?って思ってたんですが、蓋を開けてみれば、千秋様が隣に蓬生がいるのが当たり前って思って生きてるんだからそりゃいるよね!みたいなとこが…補完性の高さがすごいよねこのふたり…。
 
  • 並んでるだけで成立するような存在感があるので作演的にも絵作りに苦労しなくて使いやすいんだろうな、ともおもいました。
 
  • 個人的に副部長たち推しなので蓬生ちゃんと狩野先輩が絡むところがあったのもうれしかった~!ご縁あって副部長ズのお写真も手元にやってきたのでほくほくです^^
 
  • 散々言われているとは思うけど、OPで虚弱キャラにあるまじき軽快なダンスを披露した後に顔を手でパタパタ扇ぎながらハケてく蓬生ちゃんちょうずるいよね…。毎回毎回言い過ぎてる気もするけど、かんだいさんの立ち姿としっぽの扱い最高だよね…。
 
  • このふたりが創る神南で2ndが観られることが楽しみでなりません。むつみちゃんも早く発表になるといーな!
 
  • あとブルズのオタクとしては科情部のアドリブ!諒くんのゲス語尾、謙信くんの過剰なカッコつけ感、祥司くんの持って生まれた声質&突飛な発言ってバランスいいな~って思いました。が、何よりもわたしが観た回のしょじさんの大オチが「ほづみくんの額の傷にキスしたい!」ってので、全然意味分らんしアグレッシブ過ぎるけどあなたそんなキャラでした…!?ってちょう戸惑いました…w
 
  • 邑樹くんは唯一完全な悪役のブラバン顧問役でしたが、絶対アドリブ混ざりたかったよね…w あんなに台詞があるのは初めてだった?ご本人が役者方面に意欲があるのか分かりませんけども、もっと色々やってるの観てみたいなーって思います。
 
  • 最近の出演作の中ではわりとしょじけんシンメが多かったような気がします。うれしい。それからみほさんあやさんが入って、マモル師匠の女性への振付はたぶん初めて観たんですけど、すごく絵が華やかになって。何よりいつもは邑樹くんにリフトされてるしょじさんが!女性を!リードしてて!!!かっこいい~~!!!とデュエット好き大興奮。是非2ndも出て欲しいなぁ。
 
  • 個人的に昔金管バンド部なんてのにいたので、まぁ自分はパーカスだったんですけども、耳に馴染んだ音でもあり当時演奏した曲もあり…木星とか。弦楽器も勿論素敵ですけども、より距離の近い感じがあるので、そういう面でも今作は楽しめました。何よりあの曲数をマチソワこなすオケメンバーの皆様本当に尊敬します…><
 
カンパニーもブルズも作演もオケメンバーまでも好きなひとばっかりなんて公演は滅多にあるものではないので、こんな幸せな空間に間を置かずまた触れられるのは本当にうれしいです。至誠館のみんなにも、また会いたいな。
ひとまず12月がたのしみ!

*1:余談ですがこばりょう黒ステこねーかなってちょっぴりおもっています…あの…おぬみねよりおっきいし…あの…なかやしきさーん…

ブラック メリーポピンズ再演

観た頃から1ヶ月以上経過しても感想をツイッターの下書きに入れっぱなしだったので流石に今更TL汚すのもあれなので、というわけで久々のはてなです。
以下感想を羅列。



  • 唯一の初参加アンナは幼くもおませな女の子。スモーキーピンクのワンピースを着こなすかわいらしい容姿に反して、歌声は湿り気のある、情の重たい響き。デュエットがなんだか歌謡曲っぽく聞こえるのはちょっと気になる。二人のアンナの持ち味が違っておもしろかったです。正直、個人的には日本のアンナはまだ理想のアンナには出会えてないなー。再々演にも期待。

  • 最も初演と変化を感じたのはヘルマン。女子感たっぷりのしょこアンナを迎え、恋する青年像がより浮き彫りに。アンナと再会したよろこびに溢れているのに、再び彼女に拒絶されることを恐れて近付きたくても近付けず、触れられず。荒っぽい言動の反面の、いじらしい意気地なし。かわいい男になったね…!><

  • デュエットが増えましたし、物語におけるヘルマンアンナの恋の比重が増しました。ヘルマンは優しい少年が粗野なひねくれ者に成長した現実の残酷さを抱えていて、それでいてアンナへの態度は不器用でピュアで…もう、これみんな好きなやつでしょ…

  • 翌日初演を一緒に観たみやしたファンの友人に会い、感想を聞かれて第一声「ヘルマンがめちゃくちゃかわいかった」と答えたらアヲくんがりゅーじをかわいいだなんてそんな…と大層驚かれましたがwそれくらい再演はヘルマン推し。

  • らっちの驚異の童顔力を如何なく発揮出来るヨナスは、より末っ子らしさと狂気を深めて。病んだ芝居は彼の得意分野だと思いますが、白目の大きな瞳がストンと色をなくし、もう動くことのない父へ呼び掛け、兄の腕のなかでぼろぼろ崩壊していく様は背筋を冷やすものと哀れさが綯交ぜの異様さ。

  • 初演より動きの手数が多く激しくなったかな。意味深なところはより意味深く。キーマンらしさが強くなった印象。早くDVDで比較したいな~

  • 流石に5月ではスーツの背を濡らしてなかった(笑)ハンス。それとも対策したのかな?こにたんは周囲の芝居を受けて作るタイプの役者だなぁと思いますが、今作はヨナスの末っ子感が増したので、対となる長兄はより兄らしく。末っ子の頭を撫でる仕草に愛情が見えます。

印象的だったところをいくつか。

  • M3でヘルマンがハンスに食って掛かるターン。ソファに座すハンスの前にヘルマンが椅子を移動させ二人が向き合うかたちになり、対峙する様がより鮮明に。ソファから動かないハンスには頑固さ、椅子から立ち上がって動き回り落ち着かないヘルマンの揺らぎも明確。

  • 罪悪の意識を告白したハンスが近寄ると、ヘルマンとアンナは己の罪悪をも見せつけられたように怯えて目を逸らすけれど、かつて己を必死に守ろうとした兄の記憶の断片を持つヨナスは、おずおずと受け止めるように手を伸ばして、ハンスからそれを拒絶される。胸がぎゅっとなる一瞬。

  • 初演から印象深いのは幕切れ。過去を抱えて生きてゆくことを決めた兄弟たちの催眠が解かれると、終始三方を囲んでいた高く真白い壁が立ち消える。解き放たれた箱庭の周りには鬱蒼とした森の気配が広がり、寄る辺ない瞳の4人とマリーが立ち尽くす。物語はそこで終わり。

  • あのほの暗い森は、単に彼らが共に暮らした屋敷が森の中にぽつんと建っていたという所以か、12年前の殺人事件の容疑者たちが向かうべき償いの場所の暗喩か…何にせよ解放された彼らを取り巻くその先が明るいだけの未来でないことはわかる。


再演もすてきな時間でありました。